砂が崩れた後に、しかし一つだけ消えない塊がある。。。


これは寂しさだと、俺は知る。



その瞬間に俺には分かる。


この先の俺に残るのは、この感情だけなのだと。。。



誰かに無理矢理持たされた荷物のように、

寂しさだけを俺は抱えるのだと。。。


ーーーいいだろう。ふと俺は、強くつよく思う。


世界がこれほどまでに醜い場所ならば、

俺はこの寂しさだけを携えて、

それでも全身全霊で生き続けてみせる。


この感情だけで もがき続けてみせる。

ばらばらでも、もう二度と逢えなくても、俺はもがくのだ。


納得なんて一生絶対にしてやるもんかーーー神様にけんかを売るような氣持ちで、俺はひととき、強くつよくそう思う。


自分が忘れたという現象そのものも、俺はもうすぐ忘れてしまう。


だから、この感情一つだけを足場にして、

俺は最後にもう一度だけ、大声で夜空に叫ぶ。



　「君の、名前は！？」



◎小説版 『君の名は。』より



〜〜〜〜〜〜〜〜

『名』とは、「めい」とも読め、

「めい」は『命』でもあります。。。


『命』は、天命、使命、生命、命令などの言葉に使われていますが、

それらの言葉を よく見るとわかりますが、

『命』とは、命じられたもの、授けられたものに付く漢字。。。


『名』も名付けられたもの、授けられたものであり、

「名は体を表す」と言われますが、、、


偶然のように授けられ『名』には「天命」が隠されています。


名前を授けられた途端、毎日毎日、ずっと その名前で呼ばれていき、

その名前の言霊のエネルギーが身体中に響き渡り、染み付く、、、

そして、その名前の言霊のエネルギーの特性が植え付けられていく。

だから、名付け、とは 大切なんです。


特に、どんな漢字を使うか？ どんな音？どんな読み？

漢字の成り立ち辞典を見て、決めた方が良いです。。。


話しが いきなり逸れましたが（笑）

瀧くんが 叫んだ「君の、名前は！？」は、

新海監督が、我々に向けたメッセージにも聞こえます。。。


「君の、名前は！？」は、

まさしく、、、


「君の、天命は！？」

にも通じる。。。



そして、映画での

瀧くんのセリフ、、、


「おまえは誰だ？

俺はどうしてここに来た？

あいつに、あいつに会うために来た。

助けるために来た。

生きていて欲しかった。

誰だ、誰、誰に会いに来た？

大事な人、忘れたくない人、忘れちゃだめな人！

誰だ？誰だ？誰だ？誰だ？名前は、、、！？」と、、、



大事な人、

忘れたくない人、

忘れちゃだめな人、、、

でも、忘れちゃう、、、


まさしく、、、

これもまた、『天命』のこと。。。



君の名は？、、、

君の天命は？、、、



「彗星ティアマト」で始まる『君の名は。』、、、

彗星は、まさに龍を表しているんですが、

文庫本 Another Side Earthbound 版では

やはり、その彗星は『龍』とされていました！



↑草場一壽さんの作品。http://kusaba-kazuhisa.com/gallery_all/

また、

『ティアマト』は、

メソポタミア神話ならびにシュメールにおける原初の海の女神と言われ、

淡水の神 アプスーと交わり、より若い神々を生み出したと言われる「原初の創造における混沌」の象徴とされています。。。



すなわち、ティアマトとは、産み（海）の神であり、しばしば、龍と共に描かれることも多く、

『龍』そのものとも言える。。。



美しい虹色の光を放つティアマト彗星の尾ヒレは、

その美しさとは裏腹に、糸守の街を破壊した。


新たな時代を産み出すために破壊したわけですが、、、

それとダブるのが、

ムー大陸、アトランティス大陸の沈没。

巨大な隕石が現在の北大西洋に堕ち、アトランティス大陸は一夜で、ムー大陸は、数日間のうちに沈没されたと言われています。


ムー大陸沈没の記憶がある私としては、、、

その際も、
地球に降りてきた隕石の尾ヒレは虹色の閃光を放ち美しかった。。。

↑白い龍に見えますが、実物を見ると虹色の龍のように見えます。

先日、草場一壽さんにお聞きしましたが、

今もなお、ムー大陸の名残りある太平洋の島々各地には、虹色の龍の伝説があるとのことでした。

↑見逃さないでね！詳細は、http://kusaba-kazuhisa.com/newest/1436/


『龍』は「流れ星」であり、「流れ」、、、

これから時代は「龍」の働きも強まり、

必ず大きく変わります。進化していきます。


歴史を振り返ってみても わかりますが、

人類は、ずっと同じ社会、同じ文明で生きてきたわけでは ありません。


必ず変わるのです。


変わり続けるものと、
変わらないもの、、、

丸チョン！

丸は変わり続けるものを意味し、
チョンは変わないものを意味しています。

その二つのものがある宇宙、、、そして、宇宙の法則、、、



今まさに、春分の日を越え、

丸チョンの丸の回転数が上がってきました。


↓流れある小川（丸チョンの丸）に囲まれた内部にある宮水神社の巨石の御神体の形はチョンのように見えた。



龍の如く、
エネルギーの如く、
振動してきました。

その流れに乗ることも大事です。


君の 名は！？

君の 天命は！？


もはや、天命に反するような生き方や無駄な時間を割いている暇は無さそうです。

流れに乗れなくなります。。。


流れに乗るためにも、今一度、、、


「おまえは誰だ？

俺はどうしてここに来た？

あいつに、あいつに会うために来た。

助けるために来た。

生きていて欲しかった。

誰だ、誰、誰に会いに来た？

大事な人、忘れたくない人、忘れちゃだめな人！

誰だ？誰だ？誰だ？誰だ？名前は、、、！？

君の名は！？」、、、


あなたの天命は！？

↓ムー大陸の名残り、、、与那国島 海底遺跡。一度は実物を見ておいた方が良いよ！


では、また！